境内に建つ庄松さんの像

興正派・勝覚寺 300年余り前にこの地に移転
庄松さんもこの本堂に参拝していた。

現代に生きる庄松さん

平成16年11月29日に撮影したものです

香川県の東の玄関口「東かがわ市」そのほぼ中央に位置する興正派の勝覚寺は、妙好人
「讃岐の庄松さん」のお寺としても知られている。
 正松さんは寛政11年生まれ。本名は谷口庄松。幼い頃からお寺によく足を運び、住職
にかわいがられ法事の時も後をついて、衣や経典を持って行くほどだった。
晩年には”妙好人”として名が広まり布教に行くこともあった。(大乗9月号から)

庄松さんは、明治4年に73歳で亡くなった。本名は「しょうまつ」だが、法名が「正真」だった
ため、いつのまにか庄松をしょうまと呼ぶようになった(いずれも大乗から)
 大乗を基にホームページ管理人がお参りしました。











「石の下にはおらぬぞ」

 正松さんの晩年に見舞いに来た石田村の市蔵が、一人で寝ている正松さんに「亡くなられたらお墓を
つくってあげよう」と言うと、庄松さんが「石の下にはおらぬぞ」と答えた。
追善供養はいらない、還相回向のはたらきをするため、じっとしておれないという。